南関東・甲信ブロック合同企画展2023 撮影:鈴木広一郎
神奈川県障がい者芸術文化活動支援センター
アートセンター集 撮影:鈴木広一郎
東京アートサポートセンターRights(ライツ) 撮影:たかはしじゅんいち
YAN 山梨アール・ブリュットネットワークセンター 写真:本杉郁雲
千葉アール・ブリュットセンター うみのもり
南関東・甲信ブロック合同企画展2023 撮影:鈴木広一郎
神奈川県障がい者芸術文化活動支援センター
アートセンター集 撮影:鈴木広一郎
東京アートサポートセンターRights(ライツ) 撮影:たかはしじゅんいち
YAN 山梨アール・ブリュットネットワークセンター 写真:本杉郁雲
千葉アール・ブリュットセンター うみのもり

その根底にあるのは、一人ひとりが主体的に生きていること、豊かに生きていること。楽しく暮らしていること。
障害のある人の芸術文化活動の支援とさらなる普及を目指し、
南関東・甲信ブロック内の支援センターと共働により広域での活動を展開します。
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かてかてアート展~まちと障害とアート~ × 東京アートサポートセンターRights(ライツ)

南関東・甲信ブロック合同企画展「カウンターポイント―それぞれの寄り添うかたち―」の関連企画として各センターの活動をご紹介します。


地域のなかで障害のある人やその作品と出合う場
かてかてアート展~まちと障害とアート~ × 東京アートサポートセンターRights(ライツ)

2021年度にライツが主催のひとつとなった「かてかてアート展 ~まちと障害とアート~ 」は、八王子地域の福祉関係者、公共施設関係者、商店会の会長、空き店舗でギャラリーを運営している人など14名と共に実行委員会を結成し、この地域で広がる福祉事業所間のネットワークをさらに広げることで、障害者とその地域の人々がつながることを目指して開催された。JR八王子駅に直結した商業施設をメイン会場に、まちなか展示として市の自然公園のほか、カフェ等の店舗や事務所が会場となり、計27ケ所で開催され、160名による300点以上の作品を展示。この展示には八王子地域の15団体と個人3名が参加した。本展では「かてかてアート展」に参加した「アトリエ響」、「NPO法人結の会」の作者を紹介する。


「かてかてアート展 ~まちと障害とアート~ 」
会期:2022年1月29日(土)~2月28日(月)
主催:かてかてアート展実行委員会、東京アール・ブリュットサポートセンターRights
協力:公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
後援:八王子市、八王子市教育委員会、公益社団法人八王子市観光コンベンション協会


セレオ八王子北館9階セレオガーデンの展示風景
撮影:たかはしじゅんいち


創作の場から人と人をつなぐ拠点に
アトリエ響
2007年に知的障がいのある方を対象に八王子でスタートした絵画クラブ。毎週日曜に開講し、現在は6名が通う。
2020年には作品レンタルプロジェクト、2022年には西八王子に作品の展示も行うギャラリーカフェ「喫茶オーレ」をオープン。作品の魅力を伝え、人と人をつなぐ拠点として地域に活動を広げている。主宰の平岡直生さんは学生時代に埼玉県川口市にある工房集で障害のある人の表現に触れ、展覧会に関わった経験がきっかけでアトリエを始める。八王子市内の福祉施設でのアート活動にも携わり、「かてかてアート展」にも実行委員として展覧会の企画・運営を行う。2022年9月に開催した「スーパーポジティブ展」も中心的な役割を担う。


アトリエ響


喫茶オーレ

喫茶オーレInstagram
https://www.instagram.com/chichaore3/


ともに学び、ともに生きる
結の会
1984年に様々なハンディのある人たちが地域で共に暮らし、働き、生きていける場を作りたいという想いのもと設立。メンバーひとりひとりのしたいこと、できることを尊重し、和紙、石鹸、ジャムなどの制作に加えて、アート活動にも取り組み、てぬぐい、カレンダー、Tシャツなどのオリジナルグッズも販売。「働き・学び・楽しむ」ための空間作りを大切にしている。

施設外観


アート活動の様子

結の会
https://npoyuinokai.sakura.ne.jp/2022/


合同企画展にあわせて、展覧会が開催されます。
2023/1/12~27 結の会展@喫茶オーレ(西八王子)
2023/1/23~28 桑原詠子展@町屋カフェ金多屋(八王子)
2023/1/11~2/8 桑原詠子展@株式会社円グループ(立川)