南関東・甲信ブロック合同企画展2023 撮影:鈴木広一郎
神奈川県障がい者芸術文化活動支援センター
アートセンター集 撮影:鈴木広一郎
東京アートサポートセンターRights(ライツ) 撮影:たかはしじゅんいち
YAN 山梨アール・ブリュットネットワークセンター 写真:本杉郁雲
千葉アール・ブリュットセンター うみのもり
南関東・甲信ブロック合同企画展2023 撮影:鈴木広一郎
神奈川県障がい者芸術文化活動支援センター
アートセンター集 撮影:鈴木広一郎
東京アートサポートセンターRights(ライツ) 撮影:たかはしじゅんいち
YAN 山梨アール・ブリュットネットワークセンター 写真:本杉郁雲
千葉アール・ブリュットセンター うみのもり

その根底にあるのは、一人ひとりが主体的に生きていること、豊かに生きていること。楽しく暮らしていること。
障害のある人の芸術文化活動の支援とさらなる普及を目指し、
南関東・甲信ブロック内の支援センターと共働により広域での活動を展開します。
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研修「支援センターが企画する公募展を見学する」

■開催日:2025年 1月 21日(火)11:00 ~ 12:30
■会場:千葉県立美術館
■参加者:10名

うみのもりの玉手箱4
日時:2025年1月15日( 水)~26日( 日)9:00–16:30 /1月20日休館
会場:千葉県立美術館第5展示室( 千葉市中央区中央港1-10-1)
入場無料
主催:千葉県


千葉アール・ブリュットセンター うみのもり(以下、うみのもり)が企画する公募展「うみのもりの玉手箱 4」を見学しました。この展覧会では千葉県内から集まった「よろこび!」をテーマにした作品が紹介されました。絵画、彫刻(立体)、写真、書、クラフト、詩に加えて、フラッグ作品などの幅広いジャンルが特徴的です。昨年度に比べて100点以上も応募が増え、326点が展示されました。
また、千葉市で30年近く障害のある人の表現活動に取り組んでいるまあるい広場や、柏市にある中村順二美術館の企画展も同会場で開催。さらに、埼玉県からみぬま福祉会も招へいされ、福祉施設での表現活動の取り組みや国内外で評価を得ている作品に来場者の関心が寄せられました。
展覧会の見学ではうみのもりのスタッフから、作品や関連イベント、展覧会の運営などについてききました。参加者からは、「対話型鑑賞のイベントが興味深かった」「展覧会の運営について学びがあった」「千葉県での本事業の仕組みが参考になった」という感想も。
当日の午後からは支援センターのスタッフが登壇するトークイベント「つくる・つたえる・つながるサミット」を同館の講堂で開催しました。


2024 年で開館50 年を迎えた千葉県立美術館の一室での開催。うみのもりスタッフ、江崎亮さんの案内のもと展覧会ツアーが行われた



「うみのもりの玉手箱」は千葉アール・ブリュットセンター うみのもりが事務局を担い、2021年度から開催している公募展です。千葉県では、2022年度に本事業の担当課が障害者福祉推進課から文化振興課に移管されました。それに伴い、2023年度からは展覧会の規模を拡大して千葉県立美術館で開催しています。作品のジャンルは幅広く、大漁旗といった地域性を取り入れたフラッグ部門では、縦90cm ×幅120cm ほどの布地に応募者それぞれが描いた作品が展示されています。また、出展作品のなかから県知事賞、うみのもり賞などが授与されます。(写真は「うみのもりの玉手箱 4」)